審美情報 1
お出かけ先でのとっさの口臭対策 2008年6月16日
歯ブラシを忘れて、お出かけしてしまうこと意外にありますよね。
それでもって、焼肉だったり、カレーだったりと匂いがきになる料理を食べてしまったり。
そんな場合に、手軽に出来る口臭対策がご紹介します。 ●緑茶を飲む。
緑茶には、殺菌・消毒作用があります。緑茶に含まれるフッ素、カテキン類やフラボノイドの抗酸化作用でむし歯予防にもなるんです。
●ティッシュで拭く。
指にティッシュを巻きつけて、歯ブラシと同じように擦ると、表面の食べクズは意外に落ちて、ざらつき感も解消されます。
●ぶくぶくうがいをする。
うがいをするだけでも口の中に残っていた食べクズは除去できるものです。歯ブラシした後でも、何回もうがいをする事は大切です。
●氷を口にふくむ。
食事の席で自分の口臭が気になったら、氷を口にふくんでみて下さい。口腔内の温度が下がれば、口臭に関与するガスの発生も減少します。
●キシリトールガムを噛む。
キシリトールには虫歯の原因になる酸をつくらない性質があります。さらにガムを噛むことで口臭・虫歯予防の効果がある唾液もでます。
直ぐに対応すれば、より効果的です。
帰ってきたら、歯磨きも忘れずに行いましょう♪
抜けたままにしないで!悪くなるのは見た目ばかりではありません。 2008年2月22日
「奥歯1本ぐらい」がキケン
私たちの生活は、ひと昔前に比べると本当に豊かになりました。
歯についても、前歯を抜けたままにしている人は滅多に見ることはなりました。
ところが、奥歯に関しては、たとえ1本失ったとしても残った歯も多いし、食べるのに不都合もないしと、そのままにしている方もいるようです。
でも、その抜けた隙間はいつまでもそのままではありません。
隣の歯が倒れて移動してきます。
倒れて傾いた歯は、噛む力をまっすぐにうけられなくなり、斜めからの力を受けるようになります。
そのような状態が長く続くと歯を支えている骨が吸収されてグラグラし、痛くて噛めないということになります。
そうしてまた一本、歯を失ってしまうのです。
○消化器系や顎、前歯に負担
また、抜けた歯の隙間に、噛むときに相対する歯(対合歯)がのびてくることがあります。
この伸びた歯が抜けた歯の隙間にきちっと入ってしまうと、すり合わすような噛み方がうまくできなくなります。
奥歯は臼のようにすり合わせて物を噛みます。繊維質の物を食べる時など、このすり合わせる噛み方が特に重要な働きをします。
ところが、カチッと鍵がかかったようになり、スムーズに左右が動かせなくなると、食物を十分に噛み砕けないまま飲みこむようになり、胃などの消化器に負担をかけてしまいます。
傾いた歯や伸びた歯による噛み合わせが原因で、耳の少し前にある顎の関節に痛みを感じることもあります。
さらに抜けた歯が多くなれば、噛めるところを探して噛もうとするため、例えば、前歯に負担をかけ過ぎて隙間が出来たり、「出っ歯」になったりすることもあります。
○治療で噛み合わせが回復
抜けた歯はそのままにせず、治療して噛み合わせを回復することが大切です。
外見に直接現れないからと、油断してはいけません。
奥歯できちんと噛むことができ、口全体のバランスがとれてこそ、さわやかな表情は生まれるものなのです。
審美情報はつづく